サルデーニャ便り

イタリア・サルデーニャ島から、あれやこれやの徒然日記をお届けします
0

Iさん久しぶりのサルデーニャ その3


 最終日。カリアリに行くまでにIさんが以前訪れて感激し、ぜひお友達にも見せたい、
 と言われた銅と織物の博物館へ。以前来られた6年前は博物館が出来てホントにすぐ
 だったのでまだ完成していないブースもあったんだ。

 織物のブースでは昔からの伝統的な羊毛を使ったものに加えて銅の博物館とあって
 なんと銅糸を使った織物が飾ってある。金糸、銀糸を使ったものは日本でも見かける
 けど銅糸は珍しいのでは?実は私も6年前にこれを見て一目惚れ、小さな壁掛けを
 オーダーしたんだよね。

 それとびっくりしたのはその織り方が裏を見ながら織ると言うこの村独特な方法!
 普通にでさえ難しいのに裏から織るとは。。。表がちゃんと出来ているかは鏡を
 使って確かめたらしい。残念ながら昔はたくさんいた職人さん、残念ながら今は
 たった一人、後継者もないそう。

  museo del rame con signore
   カラフルな毛糸玉で飾られたドア、素敵でしょー(写真左)
   織物のブースは5つの部屋に分かれていてそれぞれに説明書をもらえる
   プラス作品展示の部屋、廊下には展示作品の製図も展示してある
   銅のブースは3つ、写真以外にもまだまだ見所はたっくさん!

 以前はまだ完成していなかった銅のブースでは鉱山から掘り出した銅の塊をどの
 ようにしてお鍋などに仕上げるかをビデオで見られ、もちろん様々な銅の作品も
 展示。作業所まで再現 してあり、見所満載!織物同様、銅細工もたくさんいた
 職人さんが一人になったって。。。幸いこっちは息子さんが二人後継者として
 修行中だとか。どっちも途絶えてしまうのはすごーく残念!時間と根気の要る
 作業は今時の若者には無理なのかなぁ〜。
 
 今回もIさんは感極まって思わず涙ぐまれたほど素敵な博物館なんだけど、まだ
 あまり知られていないのが残念。ぜひサルデーニャに来られた際には寄ってみて
 下さいねー。
  Museo del Rame e Tessuto 
 
 久々(4年ぶり?)のIさんのサルデーニャ滞在、次回はもっと早く会えますように!

0

Iさん久しぶりのサルデーニャ その2

 Iさんお気に入りのホテル、オリエナのスゴルゴーネでゆっくり過ごされたあとは再びカリアリ
 方面を目指す。考古学上でも非常に珍しい聖なる井戸があるサンタ クリスティーナ自然考古学
 公園に寄り、しばし先史時代に戻って 笑 散策。そのあとは織物工房によってからこれまた
 Iさんが来られた際には欠かせない滞在先、農園&チーズ工房併設のアグリへ。初めての滞在、
 7年前の写真を見ながらアグリのミケーレとみんな若かったね~と談笑。

  santa cristina con signore

   聖なる井戸へは下りて行ける(写真左上) 下から日の光が入る小窓をパチリ(写真左下)
   公園内には小さなヌラーゲもあり、中に入れる(写真右)

 
 次の日もフル回転、まずはApeという三輪車?でオリスターノ~カリアリの真ん中あたりの
 マルミッラ周辺を案内してもらう。最高時速80Kmは出るそうだけど、ゆっくりと説明を
 聞きながらの走行、風を切って走るのが気持ち良い。3時間ほどたっぷりと案内してもらい、
 お腹はペコペコ、待っててくれたのはガブリエッラに頼んでおいた手打ちのパスタづくし!

 お腹いっぱい食べた後は腹ごなしに、と村でやっていたモニュメンティ アペルティ(村に
 ある歴史的建物を子供たちが説明、案内してくれるイベントでこの時期、いろんな町・村で
 開催)に赴く。あくる日の日曜日は一日中たくさんの人が来るらしいが、土曜は夕方からのみで
 早めに行った私達は初めての訪問客(しかも外国人! 笑)とあって子供達は少々興奮気味、
 張り切って説明してくれる。早口でよくわかんなかったおばさん達だけど、次々と説明
 しようと待っててくれる子供たちを前に途中で帰るわけにもいかず 笑 最後は子供たちと
 撮影会までしちゃったよぉ。

   marmilla con signore
  Ape Calessino(三輪車)は世界中で900台余しかないそう、サルデーニャでは3台のみ(写真左上)
  乗ってみたい方はApe Calepino Barumini in Tour にお問い合わせ下さいませ〜!
  写真右上はMonumenti Apertiで案内、説明してくれた子供たちと
  写真下左から 巨人の墓、樹齢1000年のオリーブの木、ローマ期の橋

 
 まだつづく。。。の前にガブリエッラのパスタづくしの写真をば、、、

  pasta pasta pasta
 写真上左から アンティ:右上のフリットはミントの葉 左回りにピッズドゥス(甘くないセアダス)
             ペコリーノクリームとイチジク、イチジクジャム、オリーブペースト
                      プリモ1:イカスミ入りのグレーグラは小エビのソースで
                                     イカスミ入りクルルジョネス、中身はタコのすり身とジャガイモ
                      プリモ2:カオンバザはサフラン入り野菜のブロード、うずら卵のポーチドエッグ
   写真下左から プリモ3:タッルザスはタコを添えて
                      ドルチェ:セアダス
                      ドルチェ:手前はリコッタのパルドゥラ、昔々はこんな形だったとか。。。
                                     奥の紙に包んであるのはアーモンドをミルトとホワイトチョコと一緒に
                                     練ったガブリエッラのオリジナル

 どれもホントにちっちゃく、味見程度の大きさにしてね〜と念押ししてその通りに作ってもらった。
 繊細なパスタに皆さん、感動ー!ちっちゃくってもたくさんの種類でお腹いっぱいになったよ。

0

Iさん久しぶりのサルデーニャ

 リピーターのIさんが懐かしい人に会いに、まだ未知のところへとお友達二人と一緒にサルデーニャに

 久々上陸ー!Iさんは数えて6回目。1週間、同行ご案内させていただいた。


 カリアリまでお迎えに行って最初に訪れたのはカブラス。考古学博物館、ボッタルガ工房を巡り、

 漁師さんレストランでお腹いっぱ~い食べた後は腹ごなしにタロスを散策。日差しは強いけど風は

 冷たく心地良い。


  cabras con signore

   ボッタルガ工房で試食(写真左上) 思いっきり盛りだくさんのアンティパスト(写真左下)

   タロスを走るトレニーノ(写真右) この日は校外学習?の子供達もたくさん!


 あくる日は壁画で有名なオロゼイを経て、Iさんの今回の目的の一つでもあるルチアのとこの双子ちゃんに

 会いにオリエナへ。前にIさんが来られた時にはホント、影も形もなかったのにもう直ぐ3歳になるんだもん

 なぁ~、光陰矢の如し!女の子の方のアンジェリカはおませさんでパーネカラザウを焼くお手伝いの真似まで

 出来る!それに引き換え男の子のジョバンニは。。。まだまだママっ子の甘えたくん。皆さんに思いっきり

 遊んでもらってご機嫌なふたり。


  orgosolo e oliena con signore

            年々新しい壁画も増えているオルゴゾロ(写真上)

            お手伝い中のアンジェリカ 笑(写真右下)


 オリエナは繊細な刺繍でも有名、ということで工房を見学。めちゃくちゃ細~い針に一発で糸を通すところ

 から感嘆の嵐 笑 一針一針それはそれは細かい作業の連続でため息ものの忍耐仕事。私には到底真似できないわ。

 職人のフランチェスカは刺繍だけでなく織物の名手でもある。その作業も見せてもらったけど、これも感激もの。

 手先が器用な人って何でも出来るのね。。。


  フランチェスカの刺繍作業


 つづく。。。


  


0

イタリアの運転免許証


 今年も早5月、1/3が過ぎてしまったー!ほんっとに月日の経つのの速さには目が点に
 なってしまう。しかしあれから1年は長かったような。。。いや、正確には1年と7ヶ月、
 1年前よりその前の7ヶ月の方が長かった。。。(本文も長いです)

 今までごく親しい友人や止むを得ず言わなければいけなかった人にしか言ってなかったこと。
 今となっては笑い話になるけど、当初は恥ずかしいやら情けないやら。。。このまま言わずに
 おこうと思ったけど、また誰かが私のようにならないように書いた方がいいのかな、と。
 (と言ってもどれだけの人が私のブログを見てるのか?だけど)
 
 それは車の免許証の話し。実は私、1年7ヶ月前まではずっと国際免許証で運転していた。
 それがイタリアに在住して4年以上の場合、イタリアの免許証でなければいけなく、つまり
 4年以内に日本の免許証からイタリアの免許証に書き換えないといけなかったそう。なんとなく
 聞いたことはあったものの、まぁ大丈夫だろうと思ってそのままにしていたバカな私。
 (実際その間、警察に停められても何も言われたことなかったし。。。) しかしそれがやっぱりと
 言うか、大丈夫ではなかったのだ
 
 忘れもしない、'15の9月、いつものようにオリエナに向かっていた途中オッターナという
 ところでよくある検察(走っている車を抜粋して停め、車の諸々証明書と運転免許証を提示)に
 引っかかり、な〜んとこの免許証では運転出来ない!と国際免許証と日本の免許証を取り
 上げられてしまったのだ!Mamma mia~~~~~!!タイムリミットでその日しか運転は出来ず、
 取り急ぎオリスターノに戻って公安委員会に行って、、、いろいろ調べてみるうち、まだ
 書き換えが出来る、と聞いたもんだから、あの手この手で書類を揃え、シルベストロに託して
 予定していた日本に帰ったところ、すったもんだあった末、結局は書き換えはすでに無理!と
 なり一巻の終わり〜 泣く

 こうなりゃ、新たにイタリアで免許を取るしかないと意を決したものの、日本でも18の時に
 取ったもんだから、今更免許を取りに行けと言われても無理だ、、、と思っていたのに
 イタリアで免許って。。。!実施はともかく問題は学科よ!クイズ方式になっているとは
 いうものの、使い慣れないイタリア語が続々現れて。。。泣 教習所で他のイタリア人に
 混じって学科を習うと却ってワケがわからなくなりそうだったのでひたすら教科書とネットで
 クイズをやりまくり。。。近年こんなに勉強したことはない!というほど朝から晩まで家に
 こもって勉強したよー。

 でもってようやく?早くも?試験の日。それが私も付き添ってくれたシルベストロも試験会場を
 間違うという大失敗!気づいたときには30分も過ぎててシャットアウト!もう落ち込んだよー

 泣く泣く家に戻り再び猛勉強の日々。2週間後にやっと試験を受けたものの、、、40問中4つ
 以上間違ったら落ちるというところ、6つも間違ってしまって見事撃沈。。。再び落ち込み 涙
 (しかし私以上に落ち込んだのはシルベストロ。。。)、それが暮れのこと。
       16873_Fotor.jpg
 イタリアでは一度試験に落ちると1ヶ月は空かないと次の試験は受けられないという、、、それ
 だけでもモチベーションが持たん〜!なのに試験を受ける人が多く、さらに1ヶ月経たないと
 受けられないってーーー悪夢かぁ!ほんっとにプチッと張ってた緊張の糸が切れたよ。
 
 でもそう泣き言も言ってられず、再び猛勉強してやっと!晴れて受かったのが2月。しかし
 すぐに実施試験、とはいかず、規則で教習所で12時間の実施教習を受けてからでないと実施
 試験は受けられない。その後、ちょっと日本に帰ることもあり、4月末に実施試験の予約を
 してから1週間教習所に通い詰め。日本と違ってこっちの実施教習って最初っから普通の道を
 走るんだよね〜。私は慣れていたものの、全くの初心者って怖い思うよ(まぁ周りはもっと怖い
 かも、だけど)しかし教官が隣に居てソロソロ運転してると周りのドライバー、みんなホントに
 免許持ってるのかわからないほどのマナーの悪さ、運転の下手さがよくわかったわ。慣れって
 怖いよね、私もこれから気をつけないと!とひしひしと感じたわ。

 緊張しまくりで受けた実施試験、何とか晴れて無事に合格ーーーーーー!!したのが4月の
 29日。その場ですぐに免許証をくれるのね。(日本ではどうだったか全くわすれちまった)
 
    
 てなワケで長〜い長〜い悪夢のような7ヶ月間が過ぎたんだけど、話はここで終わらない。
 日本のように初心者マークはつけないものの、初心者は1年間排気量の大きい車には乗れないと
 いう規則があり、今まで乗っていた7人乗りのフリーモントはもちろんのこと、周りに私が乗れる
 車に乗っている人はいず。。。限られた車種に中から選んで新しく車を購入、それが今の相棒
 チンクエチェントX。でもやっと!これも解禁、フリーモントにも乗れるもんね〜
    RIMG0373_Fotor.jpg
                哀愁漂うフリーモント 笑
    
    IMG_1239_Fotor.jpg
               小回りの効くチンクエチェントX

 免許証がなかった7ヶ月間、ホントに親身になって助けてくれたのはシルベストロ。
 時にはすでに予約が入っていたお客さま同行には運転手になってくれ、行きたいところには
 連れてってくれた。学科勉強中には毎日家に来てくれてわからないところを教えてくれ、
 実施練習中には横に座って走行に付き合ってくれた。今思い出してみてもよくやってくれたなぁ
 感謝しないとね。

 とまぁ、長々と書いたけど、イタリアに住んで4年以内、国際免許証で運転している方、
 私のようにならないようにお気をつけ下さい。すぐに試験に受かるとしても道は長いですよー!
 

該当の記事は見つかりませんでした。